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足尾線の思い出  SL が走っていた頃

 『少年画報 (月刊少年漫画雑誌)』を、毎月購読することが楽しみの一つでした。その雑誌は通洞駅着、19時10分の汽車で毎月運ばれてました。本屋さんが駅まで引き取りに行っている間、書店での待ち時間が大変楽しみだった記憶があります。ヒーローは勿論、「赤胴鈴之助」 「まぼろし探偵」です。
 このように活躍したC12型蒸気機関車ですが、寄る年波には勝てず、私が小学5年になるまでには、全客車がディーゼル機関車になりました。

01. わたらせ渓谷鐵道721D

わたらせ渓谷鐵道721D
足尾歴史館踏み切りにて(写真:2017/01/28)

02. トロッコわっしー6号

トロッコわっしー6号
足尾歴史館踏み切りにて(写真:2015/10/12)

03. 国境の長いトンネルを抜けると足尾であった

笠松トンネル
(写真:2011/11/01)

 大正元年の営業開始当時、最も長いトンネルは全長362メートルの笠松トンネルでした(写真:2011/11/01)。
 県境(栃木県・群馬県)にある稜線の、立ち塞がるかのような硬い岩盤を掘り進むトンネル工事には、多くの語り尽くせない困難が伴なったことでしょう。
 写真をご覧下さい。トンネルの前方に、 "足尾の風景" が開けてきました。サァー、忘れ物のないよう列車を降りる用意をしましょう。きっと新しい発見と、出会いが待ってます。

♦私鉄足尾鉄道 ----- 大正元年(1912)(桐生~足尾間 開通)
♦国鉄・JR足尾線 --- 大正七年(1918)(国が買い上げ国鉄となる)
♦わたらせ渓谷鐵道 -- 平成元年(1989)(第三セクターで現在に至る)