四季
四季折々に移り変わる栃木県日光市足尾町の自然と生活を描写した歌曲があります。現在は正午を告げるチャイムとしても、地域のみなさんに親しまれています。
- ㈠ 春晴千里水清く 霞とまごう桜花 いま酣の渡良瀬や
- ㈠ しゅんせいせんりみずきよく かすみとまごうさくらばな いまたけなわのわたらせや
- ㈡ 夏庚申の滝の音 緑滴る満山に 雲紅の夕日影
- ㈡ なつこうしんのたきのおと みどりしたたるまんざんに くもくれないのゆうひかげ
- ㈢ 薄戦く山の峰 脱硫塔の影黒く 月中天に秋深し
- ㈢ すすきおののくやまのみね だつりゅうとうのかげくろく つきちゅうてんにあきふかし
- ㈣ 男体颪吹き荒れて 白皚々の備前楯 幌馬車急ぐ暮れの町
- ㈣ なんたいおろしふきあれて はくがいがいのびぜんだて ほろばしゃいそぐくれのまち
『足尾の四季』
青山 勇 作詞作曲 関根寿美子 補曲
♦青山家は歴代 山相学(地質採鉱学)をもって南部藩に仕えた家柄。勇は縁あって足尾銅山に入り、大正15年頃 足尾の不朽の名曲となるこの歌を作った。 日光市 ‹ 現地案内板からの抜粋 ›
春は山神祭 夏は納涼祭 秋の紅葉 冬のつらら
春の気配
山車の上では子供達が、ひょっとこおかめの面をつけ、お囃子に合わせて踊り跳ね、一日中祭りの歓喜に包まれます。
夏の風
♦昭和の初め頃から受け継がれてきた鉱山町にふさわしい盆踊りの唄 「直利音頭」が、足尾の夜空に響きわたります。
秋の空気
秋も深まってくると、赤くなる葉は更に赤くなって、山里の秋は、さらに鮮やかさが増してくる。
冬の日ざし
♦全面凍結した地蔵滝の厳かな迫力に感激し、わたらせ渓谷鐵道イルミネーションの淡い光に心が和みます。
町なか散策
♦間藤地区での風景 川沿いの道路に沿ってピンと張られた綱に、鯉のぼりが川風に吹かれ泳いでいました。